Runeのお話し







 ☆古代北欧・・・そこは果てしなく続く雪に閉ざされし王国と長い冬、そして束の間氷が解ける
   短い夏の繰り返しだけの世界でした。この辛く厳しい世界で生き抜くため、人々は独自の
   世界観を持ち、神々に祈り暮らしました。

 ☆すなわち、始まりに火と氷の衝突から世界が生まれ、神々が生まれ、そして人間が生まれ
   た。神と人間の住む世界は9つに分かれており、それは一つの巨大なトネリコの樹(ユグ
   ドラシルの樹)によって支えられている。

 ☆神々のすむ所はアスガルドと呼ばれ、オーディンをはじめとする神々がいて人間界を見
   守っている、と考えられていました。この厳しい自然条件下で生き抜くために、人々はあら
   ゆる機会ごとに、神々と交信しそのお告げを聞く必要がありました。

 そこで彼らは神々と交信する為の特別な道具として、ルーンと呼ばれる文字のアルファベ
   ットを開発しました。これが神聖文字「ルーン」なのです。今でも北欧・イギリス・グリーンラ 
   ンド各地の沿岸地方には、ヤンガーファソルクのルーン文字で刻まれた石碑が発見され
   ています。

 ルーンが歴史の表舞台に登場したのは、過去1000年間位です。最初の500年、ルーン
   は8文字x3列の24文字体系で、その姿形を全く変えませんでした。これを「エルダー・フ 
   ァソルク」古いアルファベットと言います。Catもこのエルダーファソルクを使用しています。

 エルダーファソルクでのルーンはその殆どが木片などに刻まれていた為、そして魔術要素
   が強く使用後直ぐに処分していた為、発見が極めて困難でした。しかし僅かでもそれは厳
   然と存在し、今日にその当時を伝えているのです。かなり魔術要素の深いものでした。

 利用されたルーン・・・ここまででカンの良い方は、これが白魔術・黒魔術の基となっている
   事を理解される事でしょう。そうです、あのヒットラーがゲルマン民族で世界統一を企んだ
   時、彼は側近が密かに復活させた古代ルーンを使い戦力の増強と勝利運を図ったのです

 ナチスドイツのシンボルであった、ハーケンクロイツ(逆卍)は、実はルーン語のシゲルを
   2つ組合わせた形なのです。このことでルーンを黒魔術だと決め付ける人々が出てきまし
   たが、現代では有名なルーンマスターと呼ばれる人たちが各国で白魔術運用を広めてい 
   ます。



 ※
   きっとその魔力の強さに驚かれるでしょう。さあ、古代の夢を覗いてみませんか・・・。








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ルーンRuneの魔術
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